- aksho218
漬物ステーキ。漬物を焼いて食べる伝統料理。

おいしい野菜が豊富に獲れる飛騨地方。漬物が保存食として広まったのは自然の流れでしょう。同じ野菜でもいろいろな味付けの漬物があり、食卓においしい彩りを添えています。

そんな漬物の中でもこの地方ならではの料理が、漬物ステーキです。

漬物を焼いて食べる…。みなさんの中には、ちょっと信じられないと思う人もいるかもしれませんが、飛騨地方では昔から暮らしの中で普通に食べられてきた伝統料理。
飛騨地方の冬はほんとうにきびしく、漬物も凍り付いてしまうほど。少しでもおいしくて温かい食べ物を出したい、と囲炉裏で白菜の漬け物を焼いたのが、漬物ステーキの始まり。その後、卵でとじるようになったと言われています。
作り方は簡単です。
フライパンに油かバターをひき、白菜を焦げ目が軽く付くまで炒めます。溶き卵を流し込んで、玉子が半熟状態になったら完成。
味付けは、漬物の味そのままでも良いですし、醤油や味噌を加えたり、かつお節やきざみネギ、七味をトッピングするなど、お好みで。
家庭ごとに味付けや炒め具合が違いますし、昨今はそれぞれに個性を味付けした漬物ステーキを出す居酒屋も増えています。
そんな漬物ステーキをお土産として味わえるのが、こちら。

漬物も入っていて、これは味噌味。お肉を加えるとボリュームたっぷりのおかずになります。
いかがですか、飛騨の伝統料理、漬物ステーキ。ぜひ、みなさんの食卓でも!
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